イベント出展スケジュール(追加)

2011-9-2

9月~11月 イベント出展のスケジュール 追加のお知らせです。
 
 
● 9月15日(木)  百万遍さんの手づくり市  京都知恩寺にて
 
 
● 10月6日(木)  一木手づくり市  京都梅小路公園にて
 
 
● 10月29日(土)・30日(日)  Prop’s Festival vol.7  門真市北巣本保育園にて
 
         ※ プロップスフェスティバルについての詳細は後日お知らせいたします。
 
  
 
夏は、諸事情あってイベント出展を控えていましたが、秋からまたたくさん出していきます。

京都の手づくり市は毎月の応募になるので、出展告知が開催の半月前くらいになってしまいます。
できるだけ、早くお知らせできるように、更新がんばってます。
チェックをよろしくお願いします!!

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「Kiryu-fu」を織る・但東町へ(2)

2011-9-1

さて、前回からのつづきです。

  参考:イロイロ「kiryu-fu」の素材説明を追加しました。

生地を織る工程を簡単にご紹介します。

杞柳布を織るのは、綜絞機(そうこうばた)という力織機(りきしょっき:機械の動力で織る織機のこと)を使用します。
  ※参考:織機 (by Wikipedia)

ピンと張った経糸(たていと)の間に緯糸(よこいと)を巻いた“シャトル”という棒状の器具を通して生地を織るわけですが、経糸と緯糸の組み方によって織りの組織が決まります。
経糸の間を1本ずつ交互に緯糸が通っている織り方を平織り(キャンバス)、2~3本とばしで交差する織り方を、表面の組織が傾斜する(綾目という)ことから綾織り(ツイル)、数本とばし(経緯5本毎に定型有)の織り方を朱子織(サテン)といいます。

杞柳布は平織りのキャンバスです。帆布(はんぷ)やシャツ地なんかに使われている一般的な織り方です。

   左画像:織機 表側   右画像:織機 裏側

 

平織りは、経糸を1本間隔で上下させて緯糸のシャトルをくぐらせます。
上下させるために、数枚の板に経糸を1本ずつ交互に固定して、その板を上下してシャトルを通す隙間を開けます。
その板のことを、“綜絞(そうこう)”といい、綜絞を固定する枠を“シャフト”といいます。
シャフトを上下してつくる経糸の隙間に緯糸のシャトルを左右に通すと、ざるの網目のように糸が織られます。
最後に“リード”と呼ばれる櫛(くし)のような板で糸と糸の隙間をトントンとたたいて密度を詰める(この作業を“打ち込む”といいます)と、生地になります。

手順はざっと下の通りです。

1 製経  糸数4400本 幅130㎝ 長さ130m
2 機(はた)こしらえ  織物の組織図に合わせた機械の設定・調整
3 経糸を機にかける  経つなぎ(経糸をつなげる)4400本
4 ドロッパー刺し
5 製織  15m/日

1反(1巻)で50mの生地の巻き物になります。
織り上がり幅:120㎝  緯糸の打ち込み(密度):80本/1インチ(2.54㎝)

原料が入荷すると、まず「製経(せいけい)」という経糸を巻くことから始まります。(約1週間)
120㎝幅の生地を織るのに経糸(ここでは綿糸)を4400本も通しますので、ばらつかないように糸をそろえるための作業です。

次に、機織り機の設定や調整で丸1日。

縦糸を1本1本結んでつないで、機に糸をかけるのに丸1日。

   

ドロッパーという、経糸が切れるのを防止するための金具(経糸が切れると機械が止まる仕組み)を糸1本につき1本ずつ差し込む作業で丸1日。

 

製経後、織り始めるまでに最低3日は費やすそうです。
経糸を通すこと、これもまさしく職人仕事です。

そして、緯糸に杞柳布となる杞柳(コリヤナギの皮の線維)をよりこんだ糸と絹(ロウシルク※)の糸を織っていきます。
 ※ロウシルク:未精製の絹糸。素朴な風合いが特徴。

厚くしっかりした生地にするため、何度も横糸通して生地の組織を緻密に織っていき(打ち込む)、8時間フル稼働で織れるのは15m程。
もちろん、機の前で微調整をしながらの製織作業となります。

合計100mを発注しましたが、これは発注に必要な最小の長さ。
生地を安定して織るためには最低100mが必要なのですが、その最小限度です。

最近は原料の需要(特に中国で)が増え、今後はロウシルクを仕入れるのが難しくなりそうだとのこと。
もしかすると、この100mを使い切った頃には原料が手に入らなくなってしまっているかもしれません・・・
本当はもっとたくさんストックするべきなのですが・・・予算の関係上そうもいきません(涙)

ひとまず、この100mを大切に使っていきたいと思います。
 
 
 
Fさんは敷地内で畑もされていて、ブルーベリーの木にはたくさんの実が!!

お土産に無農薬の完熟ブルーベリーをたくさん摘み取らせていただきました。
生でも食べて、ブルーベリージャムも作りました。
なんて贅沢なっ!
 
 
帰宅途中、寄り道をしました。
岡に登ってバッタやカマキリやサワガニを捕り、出石川のほとりの「シルク温泉」というトロトロとした泉質の温泉へ入って、赤花そばという地場そば粉を使った美味しい手打ち蕎麦(豊岡は「出石そば」で有名です)を食べて、大満足で帰る頃にはあたりは真っ暗・・・。

 

夏は日本一暑く、冬は雪が大量に降る。
静かな川が流れる田園風景で、野生の鹿もあちこちに出没。
夜は静かで星がきれい。
お米も、水も、野菜も、空気も美味しい。
畑仕事や蕎麦打ちが体験できる農家民宿やログハウスもあり、春にはチューリップ祭りなど、いろいろと催しもされているようです。
 
 
但東シルクロード観光協会
 
 
但東町は豊かな自然に囲まれた素敵なところでした。

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「Kiryu-fu」を織る・但東町へ(1)

2011-8-29

杞柳布(キリュウフ)を作っていただいている「たんとうライフ」さんの所在地、豊岡市但東町へ行ってきました。

豊かな自然にかこまれた町、但東(たんとう)町。
去年訪れた時に、子供たちも一緒に連れてきたい!と思っていて、今回子連れでの訪問が実現しました。
 
 
織物工場を経営されているFさんに、休日にも関わらず工場を見学させていただきました。

   左画像:ジャガード織機   右画像:小幅織機

 

 

今、在庫がなくなってしまったため、追加に発注した杞柳布を織っていただいているところです。
 
 
生地を扱う現場では「生地は生もの」と言われます。

天然素材は、たとえば木工の材木でも、陶器の土でも、染色の染料でも、そして革でも、その時々の季節や気候、または作る物の用途によっても扱い方が変わるといいます。

ですから、天然素材の生地も気候(湿度や気温)でも糸の伸び縮みが違うため、糸を織って生地にする、まさにその時々で細かい調整が必要だそうです。
それは、経験と勘、熟練された職人の感覚と技術が必要とされる作業です。
 
 
生地を織る道具は、職機(しょっき)または機(はた)といいます。(by Wikipedia)
 
杞柳布には、綜絞機(そうこうばた)という力織機(りきしょっき)=機械の動力で織る織機のこと
が使用されています。

もちろん人力の機(はた)織機で織る手織りや、その原料の糸をつむぐ(原料の綿花や繭、亜麻の繊維等を細く伸ばしたり束ねたり、撚り合わせて糸にする作業)なんていうのは、輪をかけてひたすら没頭しなければならない、気の遠くなる作業です。
今はほとんど機械がやっていますけれど、海外では手つむぎの糸を使った織物も、産業としてさかんに行われている地域もあります。

どんな風に仕上がるのか、予想が付くようで付かないようで、面倒極まりなく、もうやめてしまいたくなるような、気の遠くなるような作業の繰り返し。
そして、予想外のことがおこったり、新しい発見があったり・・・。

手を掛けてつくったものはいとおしく、大切に思われます。
そういうことを繰り返すことこそ、ものづくりの面白さなのかなと思います。
 
 
そういえば、洋服の型紙をつくるパナンナーをしていた頃、素材によってはアイロンや洗濯などでものすごく縮んだり、または伸びたりすることがあって、そのひとつの商品をつくるために、その素材ごと色ごとにどれくらい縮むのかを実際に熱を加えたり洗濯したりの検査をして、縮率○%だから製品にすると○㎜縮むので、じゃあ型紙は縦横○㎜ずつ大きくしておこうか、なんてことを毎日毎日やっていたことを思い出しました。

日本は、世界一品質管理の基準が厳しい国です。

ひとつの形で数百枚あるいは数千枚と作るメーカーでは、流れ作業で大量に作るというのに、サイズや品質を一定に保たなければなりません。
サイズだって、品質のひとつ。サイズが極端にバラバラだったりすると、それはもう不良品なのです。
そのため誤差を数㎝程度に抑えておかないといけません。

けれど、色やまた織った生地の場所(織り始め、織終わり、違う反(巻)物)によって生地の伸び縮みが違うのです。
下手をするとあの色とこの色とでは、MサイズとLサイズの大きさが逆転してしまうことだって、あり得るわけです。
そうならないように、あれこれ試行錯誤して型紙をつくることも、パタンナーの大切な仕事です。
そういう手間をかけているのかいないかで、そのブランドの品質を測ることもできます。

まぁ、ひと昔前は全部手作業だったことも、今はコンピューターに数値を打ち込むだけでできたりもするのですが。
だから、大手メーカーの商品は、それだけ設備に投資しているので品質が安定しているとも言えます。
 
 
・・・話がだいぶん逸れてしまいました。
 
 
長くなったので、つづきは次回。
キリュウフに話を戻します。

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バクとラクダとナマケモノ

2011-8-25

ヌッタンのコンセプトが、なんとなく頭に浮かんでいたころ。

ベルトや靴底につかわれる堅く分厚い革を、ブローチやキーホルダーのパーツにしようとひらめいて、4年ほど前から作り始めました。

硬い革はクリッカーで、クッキーのように型でポンと抜きます。
自分の好みの位置に、ポンチ(穴をあける工具)でちょんと目を入れます。
目の位置によって表情が変わるので、実はかなり重要です。

ヌイトメルのキャラクターたちのことを少しご紹介。

● バク ・・・ 悪夢を食べてくれる 英語:Tapir タピール (参考: Wikipehdiaより)

● ラクダ ・・・ 強い耐久力を持つ 英語:Camel キャメル

● ナマケモノ・・・究極の省エネライフ 英語:Sloth スロース

そんな、頼もしい動物たち。
なんとなく浮かんだんだけど、ヌイトメルとしっくりくる気がします。

これから仲間を増やすことは・・・実はあんまり考えていません。
でも、ひらめいたらすこしづつ増えるかも。

ナマケモノには、ぶら下がってもらいました。
葉っぱもつけて、“らしく”なった。

シリーズで、きのこ、スプーン、フォークもあります。

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カブトムシ

2011-8-24

先々週のお話。
お盆休みは、家族で滋賀県へ里帰りをしていました。

今年は長男にとって初めてのカブトムシ捕り。
長男とお父さんとおじいちゃん、親子3代で夜に出かけて行きました。
25~30年程前に、父が私の兄弟を連れていつも虫を探しに行っていたルートを、車で数ヶ所回ったにもかかわらず、残念ながら巨大なカミキリムシしか捕れず不完全燃焼で帰ってきました。
昔は山や森だったところも、今はほとんどが住宅地になっているようです。

 

次の日の昼は、毎年遊びに行く京都の山へ。
川で遊んで、釣り堀で釣りをして、なんと、捕まえられなかったカブトムシをたくさんもらって、上機嫌の子供たち。
夕方には実家の近所でブルーギル釣りをして、夜に釣ったアマゴやアユを焼いて食べました。

 

昔に比べて自然が減ってきてはいるけれど、やっぱり田舎はいいなぁ。
子供たちの顔がイキイキします。

今、巨大な水槽で、カブトムシを飼っています。
オス、メスが3匹ずついた(数匹は死んでしまいました(涙))ので、卵を産んでくれているのを期待しつつ、毎日せっせと(ほぼ私が)世話をしています。

息子は毎日玄間に置いている水槽(虫箱)をのぞいては、「きっともう赤ちゃん産んでるで。」と、自慢げに言っています。
食いしん坊の次男は、一緒に覗き込んではエサのリンゴやバナナ(栄養価が高いのでいいらしいです)を欲しがっています(笑)
 
 
来年、りっぱなカブトムシに成長してくれるといいなぁ・・・

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